性病・性感染症:クラミジア

クラミジアは、日本で最も多い性病・性感染症で、妊婦の約3~5%が病原体の保有者ともいわれています。
また女性の感染者には自覚症状のない方も多く、放置すると不妊症の原因にもなるので注意が必要です。
 
以下のような症状が出た際は、クラミジアを疑うことも必要です。
 

性病検査 郵送

症状

(性器周辺)
・おりものの変化
・黄色い濃いおりもの
・排尿時の痛み
・排尿時の違和感
・軽い生理痛のような痛み
・不性器出血
 
(口腔周辺)
・慢性の扁桃腺炎
・常時、風邪のような症状
・結膜炎(2次感染)
 

検査

症状が出ている箇所の粘膜等を採取
(性器)
【男性】採尿の採取
【女性】膣分泌物を綿棒で採取
(口腔)
【男性】【女性】うがい薬による採取
 

治療

抗生剤よる服用で治療します。
・1回の処方で概ね90%の方が完治しますが、100%ではないため確認検査が必要です。
・治療中の飲酒は、薬の効果を弱め、治療率が下がります。
・治療中の性交は、感染を広める可能性があります。
 

注意

自覚症状がないことも多い感染症ですので、気づかないまま進行することあり、とくに女性は不妊症になることもありますので注意が必要です。
性行為を行い違和感を感じた際には、スムーズな検査をおすすめします。