性病・性感染症:淋病

淋病は、日本で3番目(平成29年度)に多い性病・性感染症(STD)で、感染者の多くが男性です。
男性は、はっきりとした症状が出ることが多く、尿道に強い炎症と痛みが生じ、膿が生じます。
女性や咽喉への感染では無症状のことも多いのが特徴で、女性の感染者の多くが自覚のないケースが多いのも特徴です。
 
感染者から性行為することにより感染率は約30%といわれ、高い感染力を持っています。
 
以下のような症状が出た際は、淋病を疑うことが必要です。
 

 

性病検査 郵送

 

症状

(性器周辺)
【男性】
はっきりとした症状が出るのが特徴です。
尿道に違和感と痒み
尿道に強い炎症と痛み
・黄白色の膿

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【女性】
自覚症状が軽い場合もあります
・子宮頚管炎
・下腹部痛や発熱

検査

症状が出ている箇所の粘膜等を採取します。
ただし、クラミジアの同時感染も多いため、性器と口腔の両方の検体を採取することをおすすめします。
(性器)
【男性】採尿の採取
【女性】膣分泌物を綿棒で採取
(口腔)
【男性】【女性】うがい薬による採取
 

治療

抗生剤よる服用・点滴で治療します。
病気が長引くと、原因となる菌類に薬の抵抗力がつき、完治しにくくなります。
 

注意

女性は自覚症状がないことも多い感染症ですので、気づかないまま進行することあり、不妊症になることもありますので注意が必要です。
男性は、はっきりとした症状が出ますので、スムーズな検査と治療することををおすすめします。