性病・性感染症:梅毒

梅毒は、近年、日本で最も増加率の多い性病・性感染症で、患者は東京・大阪など大都市圏に集中してはいますが、長野など地方都市でも増加傾向にあります。
 
感染者は主に男性ですが、15~25歳までの女性も感染者が増加しています。
 
以下のような症状が出た際は、梅毒を疑うことが必要です。

 

性病検査 郵送


症状

(性器周辺)
・性器とその周辺に痛みのないしこりや腫れがある。
 
(口腔周辺・性器以外)
・唇とその周辺に痛みのないしこりや腫れ
・全身、もしくは広い範囲で赤茶色のできものや腫れがある。
部分的に手のひらや足の裏だけに赤茶色のできものや腫れがある。

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検査

血液検査
・検査機関による採血
 ※潜伏期間があるため、性行為から1か月以上経過したのち検査が可能、ただし3か月以上経過後が陽性・陰性の結果が確実に判明

治療

処方薬による服用で治療します。
・多くの患者はペニシリンを使用しますが、ペニシリンアレルギーの方は、別の飲み薬を処方します。
 

注意

潜伏期間の長い感染症ですので、1か月後に検査をしても陽性とならない場合があります。
気にある症状が出て検査し陰性となったあとも3か月後に再度検査すると陽性になることがありますので注意が必要です。